1) 概要
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索サービスにおいて、検索結果で上位に表示されるようにサイトを改善すること、またその技術のことです。今回はSEO概要について解説します。
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サイトを運営する上では、多くの人に来訪していただくことが大切です。企業が運営するサイトでは、アクセス数の増加はビジネスチャンスの拡大につながります。特にWebマーケティング(SEM:Search Engine Marketing)の観点では、「ターゲット・サイトへの誘引」は重要なテーマとなります。
検索エンジン
多くのインターネットユーザーは、Yahoo!Japan、あるいは、Googleに代表される検索サービスを利用して情報を探し、サイトを訪問しています。
検索サービスには、ディレクトリー型とロボット型の2種類の検索エンジンがあります。
・ディレクトリー型検索エンジン
公開するWebサイトを検索対象として登録申請すると、エディターあるいはサーファーと呼ばれる編集者がサイトを実際に訪問し、内容を閲覧。そのうえで独自の評価基準にて登録の可否を判断し、登録可と判断したサイトをカテゴリーに分類し登録する。
代表的なディレクトリー型検索エンジン:Yahoo!Japan,LookSmart,ODP(dmoz)
・ロボット型検索エンジン
“クローラー“と呼ばれるソフトウェアエージェントがインターネット上を巡回し、サイトやページの情報を自動的に収集して検索データベースに登録。ユーザーが入力したキーワードとの関連性の高さで順位付けし、検索結果を表示する。
代表的なロボット型検索エンジン:Google,Ask.com,Inktomi(Yahoo Search Technology)
・ハイブリッド型検索サービス
ディレクトリー型、ロボット型それぞれの検索エンジンの長所と短所(「表 検索エンジンの特徴」参照)を補完する複合型検索サービス。
代表的なハイブリッド型検索サービス:Yahoo!Japan,MSN,BIGLOBE
| ディレクトリー型 | 長所 |
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| 短所 |
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| ロボット型 | 長所 |
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| 短所 |
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SEO(Search Engine Optimization)
SEOとは、ロボット型検索エンジンを対象にしたもので、検索結果で上位に表示されるようにサイトを改善すること、あるいはその技術のことです。
検索サービス経由でサイトを訪問してきたユーザーは、検索に用いた「キーワード」に関連する情報を求めているユーザーであり、問い合わせや購買につながる確率の高いユーザーであると期待されます。一方、「検索サービスを利用したユーザーのほとんどは、検索結果の2ページまでしか見ていない」という調査報告もあります。検索結果の上位に表示されることで、『確度の高い見込み客』へのアプローチが可能となります。
ロボット型検索エンジンは、主に次の3つの要素によってサイトを評価していると推測されます。
・テキスト(キーワード)
予め設定されたキーワードが、Webサイト上の「どこに」、また、「どのように」配置されているかを評価する。(キーワード密度・キーワード出現率・キーワード出現位置・キーワード近接度)
・リンク(リンクポピュラリティー)
外部からのリンクの「数」と「質」によって評価する。
重要度の高いページからリンクを貼られているページは高い評価が得られる。
・サイトテーマ
サイト全体のテーマと関連性の高いキーワードでページが構成されているかを評価する。
キーワードの選定はSEOの成功を左右する重要なテーマです。どのようなユーザーにサイトを訪問して欲しいか、また、ユーザーが実際にどのようなキーワードを利用しているか等を分析し、ユーザー視点に立ち適切なキーワードを選定することで、より大きな効果が期待できます。
検索エンジンスパム
不正な方法でサイトの検索結果を上位にしようとすることを検索エンジンスパムといいます。スパム行為であると判断されたサイトに対しては、検索結果順位の低下やデータペースからの削除などの措置がとられます。SEOを行う際には、どのような行為がスパムと判断されるのかを知っておくことも必要です。
Google:ウェブマスター向けのガイドライン
Yahoo:「検索エンジンスパム」とは
SEOの目的
SEOは、検索結果で上位に表示させるための手段ですが、目的はあくまでコンバージョン*です。
この目的を達成するには、検索エンジンへの対策を講じるとともに、サイトの内容を充実させ、内容がわかりやすく使いやすい、ユーザーにとって魅力的なサイトを作ることが重要です。このようなユーザビリティーを重視したサイトは、検索エンジンからの高い評価も期待できます。
次回からは、SEOのための作業をいくつかのステップに分け、具体的に説明していきます。
*コンバージョン
サイト訪問者を購買、資料請求、会員登録など、何らかの利益につなげること。コンバージョンの比率のことを、コンバージョン率、あるいはコンバージョンレート(conversion rate)といい、Webサイトの効果測定の指標として用いられる。


