4) 訪問者の満足度を高めるために
Webサイトを効果的、効率的に活用していただくために、先進のWebサイトの活用動向やITの技術動向を織り込みながら、Webサイトの上手な活用方法を紹介していきます。
インターネットリサーチ・コンサルティング・企画、ウェブ翻訳から、Web制作、システム開発までオープンソース・ネットワークビジネスを提供
前回は「自社Webサイトを訪問してもらうためには」という視点から、検索結果の上位ランキング化の技術(SEO)について概説しました。しかし、運良く自社のWebサイトを訪問して貰えたとしても、最初に閲覧されたページが訪問者の期待に反する場合には、次のWebサイトへと移って(中途離脱)しまいます。
そこで今回のテーマは、訪問者が検索の結果アクセスし、最初に目にするページを通じて満足度の高い情報を提供するための技術についてです。
訪問者は検索サイトを利用して、求めている情報から想起されるキーワードを頼りにWebサイトを訪問します。訪問者が設定するキーワードの背後には、置かれた環境ごと(技術層・一般事務層・経営層/概念を拡大すると、子供、学生、労働者、退職者等々)に違いがあることは明らかです。
これを念頭に置き、それぞれあらかじめ想定する訪問者層を分類定義し、訪問者層毎の目的を満足する情報は何かを分析します。この作業を通じて、適切な情報を提供するための「訪問」ページを設計することが必要となります。
つまり、訪問者にとって検索にヒットしたページがそのサイトの入口であり、いつもトップページから入ってくると考えるべきではありません。
最初に訪問するページで訴求力を高めることができれば、訪問者の中途離脱を防止でき、目的とするページへ誘導できる確率を高められ、はじめて商品やサービス等の魅力を最大限に実感してもらう機会が与えられます。その結果、大幅な集客アップ、そしてコンバージョン(成約)へと結び付けることができます。
最初に目にするページに、目的ページへの誘導が容易に行なえる仕組みを用意することで上記の仕組みを実現できます。
この訪問ページに、訪問者に対してどう訴求するかを十分に分析し、訪問ページの入念な設計を行ないます。さらに、訪問者層毎の訪問ページに適切な検索キーワードが配置される設計を加味することも必要で、以上、サイト全体設計の最適化を施すことが重要です。
この考え方が、LPOです。
【LPOとは】
それぞれの立場の訪問者が目的ページに到達するまでのプロセスを事前に想定、分析・分類し、それぞれの訪問者層の違いに合わせた入り口ページを設計し、Webサイトの誘引効果を高め、知名度向上、企業価値向上やコンバージョン等の成果をあげるための最適化を行う考え方がLPO(Landing Page Optimization 訪問ページ最適化)と定義されます。
Webサイトを運用する上でLPOの考え方は、近年たいへん重要視されるようになりました。
このLPOの導入・運用には、さまざまな知識、経験やノウハウが要求され、弊社のこれまでの取り組みをベースに、IT早わかり講座でLPOノウハウを順次公開して行きます。


