7) 新しいWebサイトへの潮流

 Webサイトを効果的に活用していただくために、先進のWebサイトの活用動向やITの技術動向を織り込みながら、Webサイトの活用方法を紹介していきます。
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 従来のWebサイトの構築方法は、文章やキャッチコピーを考え、画像を作成し、ホームページ制作用ツールを活用して、特有の言語(HTML、CSSやCGIなど)でレイアウト記述し装飾を行ない、ページ間のハイパーリンク設定などの作業をページごとに手作業で行うことが主流でした。

 この様な単なる情報発信ホームページ公開の時代から、自社の定型的な情報に加え、リアルタイムに様々な情報が発信されるようになる一方、顧客との相互通信機能やトラックバックといった相互コミュニケーション機能を搭載するなど、Webサイトは様々な進化を遂げ高度化し、企業活動の手段として重要な位置付けとの認識が広まりました。
 更に、継続的な情報発信活動が推進される様になった結果、大規模なWebサイトが次々に構築され、運用されるようになりました。

 この結果、常に最新情報を継続的に発信して行く上で、Webサイト運用に関する高度な専門的知識や技術を有する人材をどう維持して行くか、新しい情報発信ページの作成や更新に必要とされる莫大なコストをどう負担して行くか、また、膨大なページ間の整合を確保しつつ如何にスピーディーに情報を発信していくかなど、さまざまな課題が顕在化してきました。

 SEO、LPO、SEM等の技術が急速に進展し、企業活動の手段としてWebサイトの重要性が飛躍的に高まった現在、以上の課題を抱えた従来技術でのWebサイトの運営は立ち行かないことが露呈するに至りました。
 これらの課題をいち早く予知し、解決するためのさまざまな技術が競って開発され、その代表的な技術として、CMS(Content Management System コンテンツ管理システム)が実用化され、Web2.0としての新しい概念が拓かれました。

【CMSとは】

Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に管理し、効率的に構築・運用するための支援機能を備えたソフトウェアの総称です。
CMSを採用することにより、次のようなメリットが期待されます。

  • ホームページ制作に関する専門的な知識や技術なく、Webページの作成や更新・管理作業を行うことができる。
  • リンク情報など、サイト全体が整合性のとれた状態で維持・管理される。Webサイトの品質を維持し、検索エンジン効果(SEO)を高める事ができる。
  • ページレイアウトが一元的に管理され、統一感のあるサイト構成によるブランディング効果を得る事ができると同時に、運用段階での頻繁なページ更新に対してサイトの統一感を維持することができる。

 これらの特長を活かすことで、Webサイトの効率的な構築・運用が可能になります。
 CMSは、ソフトウェア・ベンダーから提供される製品や、オープン・ソース・コミュニティーから無償で提供されるソフトウェアなど、様々なパッケージが提供されています。

 一方、Webサイト・ホスティングの形態でCMSを利用できるサービスもあります。
「Web 1.x」世代技術による運用開始から数年が経過しようとする今、新しい技術を活用し、より効果的なWebサイトをより効率的に構築・運用するためのリニューアルを計画する気運が高まってきています。

 Web2.0の台頭を契機に既存のWebサイトを見直し、課題解決の一つの手段としてCMSを採用したWebサイトへの移行を検討されてみては如何でしょう。

IT早わかり講座「CMS」参照

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