1) 実用化技術調査 RFID(1)
高度情報サービス化の推進、ユビキタス社会を実現する基盤技術として、RFIDの実用化が注目されています。
ここでは、IT実用化技術調査として、RFIDの概要をレポートします。
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RFID(Radio Frequency-IDentification :「電波方式認識」)とは、ICチップを記録媒体として持ち、無線で情報を送受信する自動認識技術全般のことを指し、「無線タグ」、「ICタグ」、「電子タグ」とも呼ばれています。
RFIDは、バーコードに代わる商品識別および管理技術として期待され、さらに、高度情報サービス化の推進、ユビキタス社会を実現する基盤技術としても高い注目を集めています。
RFIDとは
RFIDとはどのような技術であるのかを、以下に整理します。
◆RFIDの基本構造
RFIDは1㎜以下のICチップと超小型アンテナから構成されます。
ICチップに情報を記憶させ、アンテナを通じてリーダー/ライターで情報の読み書きをします。情報のやりとりは、電波や電磁波で行います。
◆RFIDの種類
ほとんどのRFIDはバッテリーを搭載せず、リーダー/ライターが発する電波を受信し、電磁誘導などの仕組みで電流を発生させます。バッテリーを搭載しないことで、小型化を実現し、商品などに貼り付けることが可能になりました。
このようなRFIDはパッシブ型と呼ばれます。
交信範囲は短いもので数㎜、長くても数十cm程度に限られます。しかし、安価に製造でき、電池切れの心配もありません。
バッテリーを搭載し、自らの電源で駆動して電波を受発信するものは、アクティブ型と呼ばれます。
数十m程度の長距離での交信が可能です。反面、電池の寿命が尽きると交信できなくなり、パッシブ型よりも高価になります。
輸送用のコンテナに取り付けるなど、広い場所で個品管理をする用途に向いています。
また、RFIDは使われる周波数によって特性が異なります。
135kHz以下の帯域,13.56MHz帯,いわゆるUHF帯に属する860M~960MHz帯,2.45GHz帯という4種類の周波数が使われています。
現在国内で使われている周波数帯は,13.56MHz帯と2.45GHz帯の2種類で、今のところ13.56MHz帯の方が多く使われています。
◆特長/メリット
RFIDには、既存のバーコードと比較して、以下のような利点があげられます。
- 非接触でも読み取りが可能。読み取り距離は、接触~数m。
- 表面が汚れていたり、隠れていても、読み取りが可能。
- 人を介さず、自動読み取りが可能。
- 同時に複数のタグが読み取れる。(複数同時認識)
- 保存できるデータ量が多い。
- データの書き換えが可能。繰り返し再利用できる。
RFIDの実用化へ向けた動きは、ますます本格化しています。
2003年度からは経済産業省主導による実証実験が実施されています。この実証実験を通じて実稼動が報告されるようになりました。
主な参考情報:
@IT 情報マネジメント用語辞典
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/rfid.html
@IT 情報マネジメント トレンド解説(1)ブレーク間近のICタグ
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cbuild/serial/doukou/01/doukou01.html
@ITフォーラム RFID+IC
http://www.atmarkit.co.jp/frfid/
All About 「企業のIT活用」生活を変える電子タグの普及がまもなく
http://allabout.co.jp/career/corporateit/closeup/CU20060319A/index.htm
All About 「発明・アイディア商品・新技術」生活が一新!無線ICタグ ブタからスイカが生まれた!?
http://allabout.co.jp/career/invention/closeup/CU20030805/index.htm


