5) Linuxツールによるバックアップ
第5回目は、Linuxでバックアップを行うための「Linuxツールによるバックアップ」についてです。
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バックアップツール
Linuxでバックアップを行うためのツールには、tar、dd、dump、rsyncなどがあり、それぞれの特徴を下記に説明します。
tarコマンド
tarは複数のファイルを1つにまとめて、バックアップ装置に保存するツールです。
保存された領域のファイル・ディレクトリ構造は保持されます。
また、他の圧縮ツールと組み合わせてファイル容量を少なくすることもできます。
ただし、tar + gzipでのバックアップは、途中のデータが破損すると、それ以降の全てのデータも破損してしまいます。
そのため、圧縮ツールと組み合わせる際には、afioコマンド(afio + gzip)を使用することが推奨されます。
以前のバージョンでは、afioコマンドには、2GB以上のファイルを作成できないという問題がありましたが、現在のバージョンでは解決されています。
ddコマンド
ddは、パーティションやCD-ROM上に存在するデータの並びをそのままファイルにするために一般に利用され、特に、イメージファイルを作成するときによく使われます。
dumpコマンド
ファイルシステム全体をバックアップすることが出来ます。
dump はもともとマウントされていないファイルシステムのバックアップ用で、restoreコマンドで復元することが出来ます。
dumpコマンドはダンプレベルを使用することにより、差分バックアップや増分バックアップを取ることが出来ます。
rsyncコマンド
rsyncはファイル転送プログラムで、rsh、ssh を使うことが出来、遠隔にあるファイルとの同期を行うことが出来ます。また、ディレクトリ構成やファイルシステムを更新することが出来ます。
次回予告
次回は、Linuxの代表的なバックアップソフトウエアである「NetVault」によるバックアップ方法について紹介します。


