5) 携帯アプリ1
携帯電話端末のアプリケーション・ソフトウェア(「携帯アプリ」)の概要とNTTDoCoMo社のiアプリについて解説します。
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携帯アプリとは
「携帯アプリ」とは、携帯電話端末にダウンロードして使用するアプリケーション・ソフトウェアのことで、携帯電話端末上で動くゲームや各種ツールなどが提供されています。携帯電話端末用のWebサイトからダウンロードする方法が一般的です。
ダウンロードしたアプリケーション・ソフトウェアは、携帯電話端末のローカル環境で動作し、標準ではインターネット通信を必要とせず、通信が遮断しても利用することができます。ただし、アプリケーションによっては通信を必要とするものもあります。
携帯アプリの仕様は、通信各社毎に異なっており、互換性はありません。また、同じ通信会社の携帯電話端末でも機種が異なると仕様や動作が異なる部分が存在するため、携帯アプリによっては対応機種を限定しています。
| 通信会社 | 携帯アプリ・サービスの名称 |
|---|---|
| NTTDoCoMo | iアプリ |
| AU(KDDI) | EZアプリ |
| Softbank | S!アプリ |
NTTDoCoMo「iアプリ」
NTT DoCoMoでは、携帯電話端末のJava実行環境を「DoJaプロファイル(ドージャプロファイル)」として仕様化しています。iアプリは、これに従って作成されたJavaアプリケーションのことです。2001年にiアプリ搭載機種の発売が開始されて以降、携帯電話端末やインフラの発展に応じて、iアプリの仕様は拡充されて来ています。そのため、iアプリには仕様の異なる多くのバージョンが存在しており、対応する機種も異なっています。
バージョン間の仕様差異は、基本的には上位互換となっています。最近では、プログラム領域が最大1MBの大容量の「メガiアプリ」を搭載した機種も発売されています。
iアプリの仕様は公開されており、誰でも作成・公開が可能です。
| プログラム領域 | データ保存領域 | ||
|---|---|---|---|
| 本体メモリ | 本体メモリ | 外部メモリ | |
| メガiアプリ (903iシリーズ) | 最大1MB (プログラム領域/データ保存領域は可変) | 全機種対応 | |
| 従来のiアプリ (90Xiシリーズなど) | 最大100KB | 最大400KB | 一部機種のみ対応 |
NTT DoCoMoサイトより引用(http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/content/iappli/)
iアプリの仕様を更に拡張した「iアプリDX」が搭載された機種も発売されています。
iアプリDXの仕様は公開されておらず、NTT DoCoMoとiモード公式サイト契約を結んだコンテンツプロバイダーのみに公開されています。
iアプリDXは、アプリケーションから携帯電話端末内の多様な機能を扱えるため、セキュリティ上、信頼できるプロバイダのみに作成が認められる制度になっています。
※次回は、NTTDoCoMo以外の携帯アプリについて解説します。


